2017年8月31日木曜日

壁って!

伸び悩み!って言葉をコーチ陣から聞く事があるが、じゃーなぜ伸び悩んでいるのかを聞いた事があまりない気がする。
選手は今持ってるスキルをもっと上を目指すべく、切磋琢磨してると思うが
切磋琢磨の仕方に問題はないのだろうか?

コーチの言葉はわりと自分が選手時代の経験でコーチ指導してると思う。
日々選手のことを思い、個の選手にあった指導を考えていればまだいいが
全て自分の経験でコーチングするのはどうなんだろう?

コーチは選手に未知の世界に飛び込ませてるいるのだから言葉や身振りで十分にわかりやすいというか理解してもらえる言葉や身振りでコーチングしなければ選手の技術は伸び悩むと思う。

コーチが選手の壁を作っているとしたら本末転倒。
コーチングをするならば選手の性格、体力、身体を加味してコーチングしなければならないと思っています。
最近のニュースで指導者が体罰を与えて指導することを耳にするが、指導者が思っていいる事を行わないからイライラして体罰を与えてるんじゃないかと思わずにはいられない。
それは指導力の低さではないかな?

それでも選手は自分の技術を上げるため指導者のエゴに付き合わなければならない
これでは壁に当たり伸び悩むのも無理はない。

私は技術の向上には『社会学習と個体学習』があるといつも思っています。
ある程度の技術までは『社会学習』見よう見まね。
これもかなり必要な技術向上ですが、技術向上には限界があると思っています。
あくまでも真似ですから、そこに理論は無くただただ格好が似てればいいんです。

一方、個体学習は個人のレベル、状況で 自分の技術を想像して創造していくと思います。
そこにコーチの選手に対する想像を重ね指導して創造していくんじゃないかなって。

2万年前ネアンデルタール人とホモサピエンスの2つの人族がいたらしいですが生き残ったのはホモサピエンス。
ネアンデルタール人は社会学習でホモサピエンスは個体学習だったらしいです。

スポーツは科学だといつも思っています。
だから私は、普段から文武両道と言っています。

学校の勉強ではなかったんですよ。